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今日の東京は鬱々としていますが、アメリカ関連のニュースはとても明るいものがありますね。
アメリカの良いニュースは、アファーマティブ・アクション、差別を差別で解決しようとする様なロジカルではないシステムに連邦最高裁が違憲判決を出したというもの。(後日私もわかりやすく配信したいとは思うが)基本的なことは相変わらずカナダ人ニュースさんが詳細説明してくださっています。(アンダーラインをクリックすると動画が見れます)
もう一つは、ブラックロックCEOがESGという言葉をもう使わない発言をしたのだ!これは共和党系議員からのバッシング対策とみられるが、どういうことなのか?環境左翼路線変更?
さて、イギリスのニュースは、衝撃的です。今日の動画ぜひご覧いただきたいのですが、Nigel Farageがキャンセルカルチャーの被害に遭っています。
*今日の記事の冒頭は一部Facebookと被っています。メルマガの存在を忘れていました。
前代未聞のキャンセルカルチャーにNigelは途方に暮れて、国外に移住することも視野に入れている。レギュラーのGBニュースも2、3週間おそらく休む。この対策を考えなければならないということで、ロシア疑惑が引き金になっているように見受けられるのだが、何か司法レベルで制裁リストなどに入れられているわけではない。これはデジタル監視社会ができるキャンセルカルチャーにつながることだと思われる。これは恐怖でしかない。
どんなにデジタル化を避けようとしても、国家が進めてしまえばどうしようもないことだ。イギリスには日本と比較すると銀行口座などのそんなにたくさんオプションはないし、他の7つの銀行もNigelの様なそれなりにお金を持っていそうな人に対して口座を開かないということは、確実に政権などのイスタブリッシュメント層からの圧力がかかっていると思われる。
世界がデジタル化の流れにある中で日本は抗えない、日本の仕組みを作るべきという人に、ではあなた方はワクチンを打たなかったのではないか、最後まで抵抗しなかったのではないかと言いたい。
私は金融などには疎いが、ブロックチェーンで何であれ、実体経済が無くなることに関しての懸念に対しての指摘は、アメリカの中道保守がしてくれている通りだ。タッカーカールソンも指摘しているし、デジタル化は左翼思考であり、全体主義の恐ろしさの理解の違いなのかもしれない。しかし、私は勉強不足なのでここを跳ね返すだけの根底の知識やロジックは持ち合わせていないことを明記したい。ただ、デジタルマネーに激しく反対する人の意見には賛成している。
そして、銀行は公的機関なので安心だと思っている人も多いが、そうではない。そして、今後預金税ができるなど、日本の中でも資産を持っている人はすごく心配している。
さぁ、日本も対岸の火事ではないイシューだ!
もちろん中共がやっているデジタルマネー化と、コインや紙幣を使わないことは全く違うレベルのことだが、ここが入り口であることは間違いない。
ちなみに、実際、今回私の英国滞在中、一度もコインも紙幣も使用しませんでした。例えば、ディナーで割り勘というシチュエーションがあったとしても、その場で割り勘でカードで払います。コイン自体を見ず、日本に戻りアンパックしている際に、コインを触ったのでとても不思議な感じがしました。例え1ポンドのお菓子を買うのも、カードをかざすだけです。
カードは大抵銀行のデビットカードです。イギリス人は歴史の流れからか、どんなにお金持ちでも倹約家が多いです。だからクレジットカードを使う人もいますが、デビットカードで常にお金の管理をしているイメージがあります。つまりは私や私の友人がそうしているということなのですがw
動画でも触れたが、彼はBrixitの牽引者、しかし彼の推奨する方法ではなく進められ、今左派(そして彼の方法が理解できない人)から一斉に攻められている状況に私は何となく申し訳なく思う。まるで全てが彼の責任であるかの様に、議論の成り立たない相手から罵声を浴びせられ、元々良い人であるNigelはかなり困った顔をして、でも品位を重んじるからなのか、相手の土俵に乗ろうとはしていなかった。私の目にはそう映った。
現在、イギリス経済はインフレも進み、ロンドンの街角は確かに空き物件が多い。社会の底辺で歯を食いしばる層が苦しんでいる。その矛先がBrixitを推進したNigelに降り掛かっている、そんな印象だった。(しかし現在私は英国で生活しているわけではないので、あくまでも断面を見ただけだが)
ボリスジョンソンをどう見るかは難しいところだが、結局イスタブリッシュメント層に抗えなかったのではないかと思う。トランプもその辺は彼は変わってしまったと発言している。
ボリスジョンソンが議員辞職したのは、保健相と共にwhatsapp事件があったからだけれど、その奥にある国民の負担はやはりワクチンの接種だ、と私は考えている。国民にSTAY HOMEなどの強制をしておいて、自分達はパーティーをしていた。この動画を私は2021か2022になった冬に作ったのを覚えているが、その際、イギリス人と思われるコメントで、パーティで政権が崩れるなんて聞いたことないね、と馬鹿にされた。しかし結果は?
そもそもグローバリズムの総本山といわれるイギリスは、実際アメリカよりも動きが読みづらい気がするし、難しい。
さて、本題に戻ると、ニュースでよく聞くのは制裁としての銀行口座の凍結ですが(確か欧州はロシア関連で凍結したロシア系の資金をウクライナの復興に使うそうです、勝手に壊して人のお金で復興支援するということでしょうか)
動画配信後に発見した情報として欧州議会議員のChristinaさんが、こうツイートしています。
ブレグジット党の欧州議会議員に当選してから数ヶ月後、私の家族と私はすべての口座を閉鎖されました。30年来の忠実な顧客であったにもかかわらず。 ナイジェル・ファラージ氏の銀行口座解約を歓呼し祝う人々へ あなたには起こらないと良いですね。
Nigel Farageに起こる前に既に起きていた。この方がその後他の銀行で口座開設ができたかどうかは不明ですが、銀行口座がないということは、現代的な社会活動が送れないということを意味します。そして、その家族にも余波がある。
Nigel Farageはイギリスの良心と感じるとコメントしてくださった方がいます。誰にも色んな面があり必ずしも見抜けるとは限らないのですが、Nigelの発言は信用できることが多いし、余るズルい表現をしないと思うんです。
銀行からの理由の説明は皆無なので、Nigel自体がどうして銀行口座が強制的に解約されることになったのかわからなくて途方に暮れている様ですが、おそらくロシアのウラジーミル・プーチン政権から金を受け取っているフェイクな疑惑が理由の一つかもしれない。彼は考えられる理由を3つTwitterの動画で説明していますが、そのうちの一つです。
Nigelは彼が英国から追い出されようとしていることを示唆して居ます。
マスメディアは銀行はまるで公的機関の様に思っていますが、実は違うのですよね。
そういった権力で、人々から自由を奪い、社会活動ができない様にする。今、そういった時代の中に私たちはいるのです。
Nigel Farageがイギリスのあるべき姿を人々に伝え、行動したことは、例えこのBrixitの方法が短期的にイギリス人を苦しめるとしても、長い目で見て、イギリス人が感謝する時が来ると私は感じています。
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ここからは余談です。
余談ですが、私は大きな政府と小さな政府のコンセプトでも日本では誤解されていると思っています。それはよく見られている動画を見て感じました。竹中平蔵さんの言葉もアメリカで言われている大きな政府小さな政府の概念と違う様に感じました。
小さな政府の一環としてやった郵政民営化は、その結果批判されています。この背景には様々な事柄がありますが、しかし、本来小さな政府は結果的に国民の経済活動を楽にするものです。郵政民営化はそのやり方があまりに酷かったと言わざるを得ません。ですので、やり方を間違えたと私は思っています。
日本の言語空間では、物事のレイヤーを切り離して考えるということができないのかなぁと感じることが多いです。一つ失敗があると、全部ダメだと思ってしまう。そこに議論の限界が生まれている。
水道の民営化に関しても何でも、自由競争が生まれるのはサービス価格面で競争が生まれ、国民にとってメリットが大きいはず。しかし、ライフラインに関わる事業に関して、国がその一部をきちんと管理できる方法を慎重に見極めるべきだと思います。
ちなみに、バンカーの友達に確認はしていませんが、イギリスのお金持ちが口座を持っているのはプライベートバンクが多いと思いますが、多いのはここcouttsで、このアカウントを持っていることはステータスなのではないかと思います。Charing crossの駅を出るとこの銀行があるので見たことある人もいるかもしれません。
これは愚痴のつもりではなく、事実ですが、私は以前撮影に伺う際に、Youtubeの広告を外せといわれました。おかしいなと思いました。マスメディアは広告をつけて記事を掲載したり、TVで放映したりしています。しかし、私はYoutubeの広告を外せといわれたのです。おかしいと思っても、その場で空気を汚す様なことはしたくないので黙っていました。今でもその動画は広告は外したままですが、では私は交通費も支給されず呼び出され、慈善事業をしていることになります。皆様に日々お届けしている内容はそういったことの積み重ねです。でも若くて英語が多少わかる私に物申されるのを日本人の男性は嫌います。
とにかく評価したくないのです。自分より下に見る。
でも私は思います。
天は人の上に人を造らず。
しかし、ここに英国的解釈も私の中には入っているのでしょう。イギリスでは、上も下もありません。上司も部下も、皆まず人間としてリスペクトして対等に接します。
相手がどういう肩書きだとか、自分の旦那さんのお母さんだからかそういう角度で人に対して接せることを恥じている様な気がします。家庭は様々ですが、私が知っている家庭は子供ともきちんと議論をする。ある一定以上の年齢の子供を子供扱いしないで、大人としてその意見を聞く。子供も子供扱いされないようにする、階級によりますが、私はそういう社会を見てきました。だから、女だからだとか、若く見えるからとか、Youtubeをやってるカメラマンとして、無償にも関わらずスタッフと同じ様に扱われるのはやはり価値観がずれていると感じます。
だからでしょうか、ダウントンアビー(イギリスの貴族のドラマ)で結婚前のイギリス人女性のキリッとした姿を見ると私は何故かスカッとします。
不思議ですね、日本にいた10代の後半、私は海外のニュースを見るために早起きをして、アメリカのドラマを見ていました。しかし、イギリスで働いている時はベッドに入る前に日本の朝ドラを15分観ていました。イギリスに住んだばかりの頃はイギリス的カルチャーを吸収し、15年も経つと日本的なものが特別になるわけです。
メルマガを書こう書こうと思っていましたが、初めは自己紹介的なものを書くべきらしく、何となく後回しになってしまっていました。
実は私はたまに占いみたいな動画を気分転換に観るのですが(頻度は少ないですが)私にはとても良い時期が待っているとのことでした、でも私はそれを見てなんだか泣けてきました。私個人の未来なんてある意味どうでも良いんです。日本を守り世界が明るく繁栄できないのなら、私一人が幸運でも仕方がない。
わざわざそれをメルマガに書くなんて、と思われても良いのですが、それが私の今朝の正直な気持ちです。
でもそうじゃないですか?結局、今だけ、金だけ、自分だけの延長線上に今の生きづらさがある。自分だけ良くても、回り回って自分に返ってくるのです。
皆様のご支援・ご声援・ご購読に感謝します。
正直、動画ではなく、文章で何かを残すのは気恥ずかしいです。自分の考えを伝えるのはリスクがあることですし、皆様の期待に応えられるような内容を書けるかわからない。それでも、恥ずかしがっていては何も進まないので、良いなと思ったら(いえ、何本か記事を読まれてから)シェアしてくださると嬉しいです。