本日ニコニコ第二回目の放送でした。ご視聴いただいた方々ありがとうございます。
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さて、8月23日BRICSの2日目、ニュースが入ってまいりました。
ロシアのワグネル軍を率いるプリコジンの乗った飛行機が墜落したというものです。
なぜこのBRICSが行われている最中に、そして誰が消したのか?
ニコニコの有料タイムに山中さんから、驚きの内容を伝えていただきました。是非見て聞いてみてください。
さて、プリコジンの件、あまりにも偏った報道に、ニコニコ配信準備に集中していた私はいてもたってもいられず、第一報を配信させていただきました。 西側の一方的な報道には黙っていられません。
その内容と大きく変わることは無いのですが、メルマガでも皆様と一緒に考えていきたいと思います。
・プリコジンは本当に死んだのか?
・プーチンが暗殺するメリットは?
・BRICS開催時期→西側反抗説が成り立つ
・西側にとっては警告?
・南アフリカ共和国は親米国
・本当に暗殺を恐れているのは誰か?
ロシア北西部トベリ州で23日に墜落したプライベートジェット機に、民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏が搭乗していたと、同国航空当局が明らかにした。搭乗者全員が死亡したとしている。まず、第一報はロシアのタス通信からで、そこからインターファックス通信が報道した模様です。
結論から言って、まだプリコジンが確実に死んだとは確実な情報が得られていません。登場リストに名前が載っていたということ、しかし本当に搭乗していたのでしょうか?
西側諸国がプーチンのプリコジン暗殺説でBRICSに警告したいとしたら?
プーチンにとって今プリコジンを誰にもわかる形で暗殺するメリットはあるのでしょうか?
ワグネルをめぐってはいろんな目くらましがあり、プーチンがプリゴジンを暗殺したと言ってる人は目くらましに騙されている。とも言われます。
この報道を公平に捉えようとする人は、プリコジンの死が確認されたかどうかを気にしています。ワグナルグループの公式テレグラムでも、プリコジンが亡くなったのが確認されたとのことです。
この件はイギリスのBBCでも報道されていますが、しかし、このテレグラムの画面収録を映すだけで、その中身は報道していません。
ここには、The head of Wagner Group, hero of russia, true patriot of hi motherland, Yevgeny Viktorovich Prigozhin, died as a result of the action of traitors to Russia. But even in hell he will be the best! Glory to Russia
ワグナー・グループの代表であり、ロシアの英雄、祖国の真の愛国者であるエフゲニー・ヴィクトロヴィチ・プリゴージンが、ロシアへの反逆者たちの行動の結果として亡くなった。しかし、地獄でも彼は最高であろう!ロシアに栄光あれ
という投稿がされています。
これで、このプライベートジェットに乗っていた3名のパイロットと7名の乗客のうちの一人がプリコジンだった可能性は高いでしょう。しかし、それでも私は断定できるとは思えません。なぜなら、これらに関連する過去のほとんどの報道は真実ではなかったからです。事実の確認ができないまま、ワグネルのSNS担当者が投稿してしまった可能性もあるでしょう。
ワグネルの軍事面のトップだったロシアの諜報界のドミトリー・ウトキンも搭乗者リストにあったということですが、墜落死した場合、ワグネルの損失は大きいと考えられます。プリコジンは料理人と言われますが、オルガリヒであり、経営者であり、プーチンの右腕とも言われます。以前矢野義昭先生をお招きした動画の内容も参考になりますが、プリコジンの反乱を奥深く見ると、プリコジンの特性をプーチンは老獪に活用しているようにも見えます。
プリコジンの反乱で欧米メディアはプーチンの急進力が落ちていると騒いでいました。プリコジンはその後例えばロシアで行われたアフリカサミットにも出席し、他国の出席者と写真を撮っています。元米海軍情報将校スコット・リッターは7月プリコジンはプーチンとも話がつき、同盟国であるベラルーシに移動、その後も自由に行動していました。これらの状況は、プリコジンの反乱時の西側の報道とは大きく違っています。そしてちょうど二ヶ月後にプリコジンの乗った飛行機が墜落しています。
まず、この戦争が始まる前から、欧米の主要メディアは、ロシアやプーチンのイメージを作り上げて、そのプロパガンダを流しています。マスメディアの歴史を振り返ると、そもそもメディアはプロパガンダを流すものだということがわかります。
残念ながらそれは事実です。そして列記とした営利企業であり、スポンサーがいます。私のスポンサーは皆様です。だから誠実な報道を心がけますが、トリックやわざと嘘をついたりすることはありません。
重要なポイント!
私たちが通常目にする報道に載っていないものとして、ドローン攻撃があると双方がやったのは自国では無いと言っていて、どちらかわからないのですが、最近、米ウクライナ側がモスクワを無人機やミサイルで攻撃する頻度が高まっていたとうことです。これはおそらく事実だと思われます。
また、プーチンは、相手を徹底的に情報収集することで知られていますが、相手を追い詰めたい場合、特に著名な人の場合は、安易な暗殺をするよりも、汚職などで裁判にかけて、牢屋に入れてしまいます。プーチンが今回するとしたら過去にオルガリヒにしたように国民にもわかる形で粛清する方法を取る方が今までのケースでは確立が高いとも言えます。すぐに消してしまう、ということでは当然自分が責められるのはわかっているからです。
そしてプリコジンとワグナル軍はロシアのヒーローです。ヒーローを暗殺してしまえば、国民は黙っていないでしょう。
タイミングに関しても考える必要があります。
まさにBRICSが始まったその時です。
BRICSは22日から24日の予定です。
23日はその真ん中の日です。
以前にもお伝えしていますが、BRICSのサミットにプーチンが来られないのは、これは、開催国の南アフリカ共和国が国連のICCに戦犯という形で訴追されていて、身柄を拘束される可能性があるからです。南アフリカ共和国のラマポーザ大統領としても、そういった取り決めがある以上、オンラインでの参加に留まったのだと考えられています。
ただ、他にも理由はあるようです。
一つの仮説ですが、もしこのプリコジンの墜落を西側が仕組んでいるとすると、これは西側からのプーチンへの警告とも言えるかもしれません。
なぜなら、欧米のマスメディアがこの飛行機にミサイルを打ったのはプーチンだと主張することはできても、ロシアは自分達がやったのかそうでないのかは把握できるはずです。
BRICSの期間中にプリコジンを消したということを深読みすると、BRICSに来ていればプーチンは暗殺されていたのかもしれません。
既にドルの基軸通貨としてのパワーは落ちています。
BRICSの新通貨が囁かれる中、やはり思い出すのは下記の話です。
アメリカは、過去にもCIAを使って、たくさんの政権の転覆を図ってきました。私の過去の動画に、このペトロダラーシステムについて説明している動画があります。アメリカは、ドルを石油を使って基軸通貨とすることで、自国が潤う仕組みを、周辺国から自国を防衛して王室を守りたいサウジアラビアと手を組み、ニクソン政権の元、キッシンジャーと共にアメリカにとって有利な経済的仕組みを作りました。
それを変えようとした、フセイン大統領もカダフィ大佐も、石油の決済をユーロやディナールにしようとした後に、消されました。
イランの歴史は本当にかわいそうなくらいに、この争いをCIAが仕掛けています。この件はまたいつか動画にはしたいです。掻い摘みすぎですが、その一部の歴史とは、レザー・パフラヴィーは自らを国王にした英米に忠実でしたが、ムハンマド・モサデックというナショナリストの政敵が生まれ、モサデックはイラン石油産業の国有化を決めます。しかしホルムズ海峡は閉じられ、製油所の利権を持っている英米が、イランの石油収入を激減させます。最終的にはCIAがモサデックの政権転覆・クーデターを企てます。もちろんCIAもM16も関与を否定しています。
今、この覇権主義や、植民地主義の影響が色濃く残る国々が、立ち上がっています。その一つが西アフリカのマリやブルキナファソで起きた軍事クーデターの背景です。そしてこれに続こうとしようと見えるのがニジェールです。ニジェールにはウランがあり、ウランは原発で電気を作ることができますが、ニジェールのウランは搾取されるばかりで、70%の電気は隣国から来ています。軍事クーデターが起きた後すぐに隣国ナイジェリアからこの電気は止められています。畑を持って農作物を作っている農家が自分達が収穫した食物を食べられない、という例えが正しいかはわかりませんが、でもこれは事実です。
マウイの火災も連日お伝えしていますが、インフラはプランテーション時代の名残で、今でもその名残で運営されている。
今回の火災でそういったことも明らかになりました。
今、世界は新たな地殻変動を起こそうとしています。
そして今、アメリカの代理戦争と言われているウクライナの戦争は、実は今、米露大戦に近い状況が続いている。
これが重要なポイントです。
先日のタッカーカールソンとマクレガー大佐の動画でもはっきりといっていました。下線が引いてある部分をクリックすると50分ほどの動画に訳がつけられています。
もう戦えるウクライナ兵はないのです。
これはこのチャンネルでも過去に数回お伝えしていますが、武器もないし、負傷した兵士を抱えた将校は、ロシア側に無線で連絡して、これ以上戦えないので、降伏をしています。
そして、この状況で次にロシアが戦うのは代理ではなく、アメリカだということです。
ちなみに、BRICSでは、習近平は出席していますが、演説する予定だった23日のフォーラムを欠席しています。このメルマガの内容に直接は関係ないですが、習近平のおぼつかない動画も拡散されています。代わりに、同行した中国の大臣が代読していますが、習近平も暗殺を懸念したのではないかとも考えられます。
その理由は、南アフリカは旧イギリスの植民地ですが、親米的な面もあります。国内の治安は非常に不安定で、私がイギリスにいた時は、このエリアは一応安心なはずだけれど、危険など、ミリタリーエスコートまで行かないにしても、かなり気をつけなければいけないようでした。
習近平はウクライナが開戦した後には、地続きで、味方であるロシアだけだと指摘する人もいます。
欧米側が、習近平やプーチンなどを消そうと思ったら南アフリカほどチャンスのある場所はないということです。
プリコジンに関しては、飛行機に通常ではない整備が行われていたなど、情報は錯綜しています。
しかし、この話の結論は、以前のようにすぐには出ないのではないかと思います。
ロシアとウクライナで起きていることは、明日の我が身です。
核を持っていたウクライナは非武装化しました。
抑止力のない国は、言われるがままです。
私たちは、日本の未来と国益を考えなければなりません。
だから私は負けません。今日も下記のようなコメントが来ました。
最低でもロシア中国に与する論陣をはる方を日本人は愛国だとは絶対にみとめないと思いますよ。アメリカがいかにひどいからと言って中国やロシアが素晴らしいわけではありません。
私は中共を素晴らしいと言ったことは一度もありません。プーチンが中国のことをどう考えているのか、読み取るのは難しいですが、確かまだ配信していない八幡和郎先生の発言だったと思いますが、実際これまでのことを考えると本心で手を組むわけはないということです。今後この辺のことについても説明できればと思います。
そして、私は認められるために配信をしているわけではありません。世界中を敵に回すような状況になったとしても、真実は真実です。私は日本の神様に恥じない生き方をしたいし、一時的に誰かに嫌われてもbadボタンがついても、一人でも多くの人に今、ある危機を伝え、この時代を乗り切って、次の世代に今よりも明るい未来のバトンを手渡したいと思っています。
事実私がウクライナの配信をしたのは2021年の11月27日です。日本人の発信者は誰も報道していませんでした。2週間ほど様子を見ていました。でも誰も発信しないので、今イギリスで話題となっている、ロシアとウクライナの国境付近で起きていることを伝えました。そしてミンスク合意について動画にしました。
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