4月に全く発行できなかったので、できる限り5月は発行したいと思っています。(このメルマガは昨日書き始めています。)
昨日の動画で配信した通り、トランプ大統領のスピーチの内容は、グローバリズムの終焉の一端を見せられている様な、そんなスピーチでした。問題はこれに行動が伴うのかどうかです。
こちらで全編を視聴することができます。(下記2つ同じものです)
このスピーチはトランプのアメリカの今後の方針が、これまでの米国の介入主義とは違うものであることを認識することができる瞬間がいくつもあります。
そして、トランプの外交政策を知る上でも非常に役立つものだと思います。
このメルマガではまず、注目されている発言からご紹介します。
サウジアラビアの厚意へのお礼から話は始まります。訳は完璧なものではないことをはじめに謝っておきます。
ありがとうございます。ここにいられることは光栄です。素晴らしい場所ですね。素晴らしい場所です。しかし、何より素晴らしいのは人々です。皇太子殿下のご紹介に感謝申し上げます。彼は素晴らしい方です。私の長い人生で、彼のような人は誰もいません。本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
ありがとう。
この美しい王国に戻り、このような並外れた寛大さと温かさで迎え入れていただいたことは、本当に光栄です。ソロモン王から私たちに示された例外的なもてなしは、決して忘れることができません。ソロモン王は、まさに偉大な人物です。その家族もまた偉大です。その訪問は、ちょうど8年前に行われました。
王室のご厚意とサウジアラビア国民の優しさは本当に比類ないものです。
どこへ行っても、それは変わりません。また、数えきれないほどの閣僚、政府高官、経済界リーダー、そしてご来賓の皆様にも、この温かな歓迎に心から感謝申し上げます。皆様の中には、ご出席者の皆様全員の氏名を呼び上げたいとお考えの方も多くいらっしゃると思いますが、その場合は、この式典が大変長くなってしまいます。それは避けたいので、ご気分を害さないようにお願いいたします。この歴史的な国賓訪問により、米国とサウジアラビア王国の 80 年以上にわたる緊密なパートナーシップを祝うことができます。1945 年にフランクリン・ルーズベルト大統領が、USS クインシー号でソロモン王の父であるアブドゥル・アズィーズ国王と会談して以来、米国とサウジアラビアの関係は、安全と繁栄の基盤となってきました。
本日、私たちは、その重要な絆を再確認し、これまで以上に、そしてかつてないほど、より緊密で、より強固な、より強力な関係構築に向けた次のステップを踏み出します。
そして、それは今後も変わらないでしょう。私たちは他の人々のように出たり入ったりしません。私はここに留まります。
私は本日午後、中東の明るい未来についてお話しするためにここに来ました。
しかし、まず最初に、アメリカという場所から、4ヶ月足らずで得られた数多くの良いニュースを共有したいと思います。私たちの新しい政権は、他の政権が4年間、あるいは8年間で成し遂げるよりも多くのことを実現しました。実際、ほとんどの場合、私たちはより多くのことを成し遂げてきました。
両国の歴史を振り返るには下記記事が良いかもしれません。
https://www.arabnews.jp/article/business/article_145815/?v1
アブドゥルアジーズ (アブドゥルアジーズ・イブン・サウード) は、1932年にサウジアラビアを建国し、統一を成し遂げた人物です。彼は、イスラム教の権威として、また政治的なリーダーとして、国家の基礎を築きました。石油資源が発見される以前に、厳しい条件下でサウジアラビアを運営したことでも知られています。
MBS (ムハンマド・ビン・サルマン) は、アブドゥルアジーズの孫にあたる人物で、サウジアラビアの現代化を推進する改革を積極的に進めています。2017年に副皇太子兼国防相に就任し、石油依存からの脱却を目指す「ヴィジョン2030」を推進しています。観光業の振興や、新規株式公開(IPO)など、経済の多様化を試みています。また、女性の社会参加を促進する政策なども展開しています。
今日の動画の冒頭で流した2分ちょっとの部分です。
この前の部分と文字起こしは下記
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