メルマガがお久しぶりになってしまいました。メルマガを書きたいと毎日思いながら動画の配信を優先させていました。
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10月7日のハマスの攻撃から始まったガザでのハマスとイスラエルの紛争。
この裏には世界の様々な表にならなかった事が見え隠れしているような気がします。
今まで開けられないようにしてきたもの、タブーだったユダヤというキーワードが連日主要メディアでも流れているのではと推測します。
まだ整理しきれないこともありますが、例えばロシアとウクライナの戦争で見た構図とは少し違う構図があります。そしてウクライナでどうにもならないことが起きた後に中東で何かが勃発するという現象・ルーティーンは今回が初めてでは無いようです。
私が日本を前に進める上で、今回の紛争で一番感じる事は、日本の言論人やインフルエンサーたちの反応です。大雑把に言うと確かに、ウクライナ戦争でロシアが悪いという論調でこの2年間ほど発言されていた方は、過去の歴史を振り返るのが不得意なようです。私の考えは有料パートに書きます。
私は歴史は得意分野ではありませんが、尊敬する方々は皆、歴史から学べ、歴史に答えがある、とおっしゃっています。
10月7日に始まったとする論調、それ以前にも目を向ける層、様々です。その一瞬だけを切り取って判断することはできないと私は考えます。
ただ、1週間も経たないうちに、ある意味とてもシンプルな構造、今までと同じパターンであったであろうことも把握できました。
もちろん、エビデンスがないことは動画にすることは中々できませんが、ある仮説のもと私は10月7日から情報を発信してきたかと思います。
アメリカのバイデン政権は、戦争を起こす気があったことは、米軍の動きを見るとわかりやすい。
イスラエルのネタニヤフには今世界からプレッシャーがかかっています。アメリカの2割と超える福音派を中心とする勢力は、聖書を軸にイスラエル支持です。そして、世界人口の0.2%と言われるユダヤ人は、アメリカの政界の中に多くいます。
これでもほんの一部です。これらが、いわゆるグローバリストと言われるタイプの行動をする勢力とほぼ重なります。残念ながら、誰一人として、例外は無いようです。(例外があればぜひ教えていただきたいです。)
ホロコーストで大量虐殺があったと信じられている延長線上にある西側の世界の中で、イスラエルは建国され、反ユダヤ主義に対しての発言にはかなり敏感で、例えば金融・政界・メディアもユダヤ系で牛耳られているではないか、というのはレッドラインを超えている発言の様です。
(*ホロコーストに関してはもちろん議論の余地があるという考えがあります。)
日本人は歴史の中で、反ユダヤ主義とは距離を置き、むしろユダヤ人を助けた記録が多く残されているかと思います。去年から動画を見てくださっている方はご存知ですね?
私個人としては、人の色、宗教、何かのレッテル貼りをして差別して判断するということはもちろんしたくありません。日本人のアイデンティティに差別的な意識は無いと聞いています。私が英国で長く生活しながらも、何か特別な差別を受けた記憶がそこまで無いのは、自分自身にそういった感覚がなかったことも要因の一つであろうと感じています。
しかし、だからと言って、ユダヤ系で埋め尽くされた権力や支配層に目を向けないわけにもいきません。ただ、その長い歴史の中で、記録に残された多くのことがどこまで真実かどうかわからない部分も多くあります。書物を読んでいると、〜と言われている。ユダヤ人だと言われている、など曖昧な表現も多いです。これが多くのユダヤを題材に真実を暴く言論人が陰謀レッテルを貼られる要因なのでしょう。
今回のイスラエルとハマスの対立で、イスラム教徒の多い、インドネシアやマレーシアでは、イスラエル支持に対して、マクドナルドやスターバックスなどのユダヤ系企業とされる会社のボイコットが行われていると言います。少し古い2週間ほど前の記事ですが動画では伝えていないので紹介します。
10月中旬、マクドナルド・イスラエルがハマスとの戦争中にイスラエル軍に何千食もの食事を無料で提供したとソーシャルメディア上で発表したことを受け、インドネシア人はマクドナルドやその他の企業へのボイコットを開始した。
この発表を受けて、ボイコット・分離・制裁運動(BDS)、統一人民戦線(FUB)、イスラム擁護者戦線(FPI)など、インドネシアの複数の組織が、マクドナルドや、スターバックス、バーガーキングなど、イスラエル寄りだと思われる企業へのボイコットを呼びかけた。
PTレクソ・ナシオナル・フードが所有するインドネシア・マクドナルドは先週、パレスチナ人を支援するために「15億IDR(インドネシア・ルピア)相当の人道支援を展開した」と発表したにもかかわらず、このボイコットは行われた。
マクドナルドは米国の代名詞のような存在だが、世界中のほとんどの店舗は地元に根ざしており、数多くのイスラム諸国のフランチャイズ店がパレスチナ人への支援を表明し、ガザの救済活動を支援するために資金を提供している。
マレーシアの宗教分布 下図↓ データは少し古いですが、6割はイスラム系です。
インドネシアにおいては87%がイスラム教です。
日本、特に東京ではスターバックスの席を確保することが難しいことが多いですが、現在これらの国では、不買運動が進み、おそらく容易に席を確保できるのでしょう。
(メダンのフォーカルポイントモールにあるスターバックスは、従業員の一人によると、ここ数週間はほとんど閑古鳥が鳴いているという。同じAl Jazeeraの記事から)
Gaza’s Indonesia Hospital was built with donations from Indonesians [File: Mohammed Salem/Reuters] ガザにあるインドネシア病院はインドネシア人の寄付によって建てられた
世界で最も人口の多いイスラム教国であるインドネシアは、長年パレスチナの大義に共感しており、イスラエル大使館はないそうです。
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は、ジョー・バイデン米大統領に、ガザでの「残虐行為」を終わらせるためにもっと努力するよう迫った。
ガザにあるインドネシア病院は、MER-Cによる資金提供運動を受けて、インドネシア人からの寄付で2011年に建設された。これは中東系メディアを見ているとよく出てくる病院の一つです。2週間ほど前の日曜日には、レトノ・マルスディ外務大臣や前ジャカルタ知事で大統領候補のアニエス・バスウェダン氏を含む数万人のインドネシア人がジャカルタの国家記念塔に集まり、パレスチナ人との連帯を表明し、ガザでの即時停戦を求めた。
治安上の懸念から、デモ当日はモニュメント近くのマクドナルドやスターバックスの支店が閉鎖された。
先週、インドネシアのイスラム教最高聖職者組織であるウルマ評議会(MUI)は、「パレスチナに対するイスラエルの侵略やイスラエルを支持する政党を、直接的にも間接的にも支持すること」をハラームとするファトワを発表した。
*ハラル(ハラール)とは、イスラム教の教えに則って許されるものをいう。 反対に禁じられているものをハラム(ハラーム)という。 物や行動など全般にわたる考え方で、嘘をついたり、他人のものを盗んだりすること、豚肉を食べたりアルコールを飲むことなどがハラムにあたる。
*ファトワー(アラビア語: فتوى fatwā, 複数形 فتاوى fatāwā)は、イスラム教(イスラーム)においてイスラム法学に基づいて発令される勧告、布告、見解、裁断のこと。
ボイコットに対する世論の支持の程度は不明だが、いつもは大繁盛しているメダンのマクドナルドの支店は、火曜日と木曜日にアルジャジーラが訪れたとき、いつもよりずっと静かだったということです。
そこのスタッフはアルジャジーラに、いつものランチタイムや夕方の混雑はなく、ボイコットの呼びかけが原因ではないかと話している。ということでした。
日本にいるイスラム教徒はピュー・リサーチ・センターの調査では、2010年の滞日ムスリム人口は、約18万5千としています。ただこの10年でもう少し増えている可能性もあります。
ちなみに、ベーグル屋さんも、その多くがユダヤ系だと言われています。
ロンドンは、おそらくNYほどユダヤ人は目立っていないと思いますが、24時間営業の有名なベーグル屋さんがあり、日本人の観光客にも知られています。
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